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義歯(入れ歯)治療

入れ歯は何のために入れるのでしょうか

 普段あまり意識することは少ないかもしれませんが、食事の際私たちは下顎を動かして奥歯で咀嚼して食べ物を細かくしています。また、細かくした食べ物が唾液と混ざり、舌で食べ物をまとめて舌でのどに送り込み安全に嚥下(のみこみ)ができています。

奥歯に歯がなくなると、食事の際にあまり気に留めず行っているこの一連の動作に支障が出てきます。なくなってしまった歯はもとに戻りませんが、入れ歯をいれることで咀嚼をある程度補うことができます。

そうすることである程度硬いものを食べることができ、また嚥下(のみこみ)機能も保たれます。歯が少なく食べるのに時間がかかる、おいしく食べれないなどでお困りの場合は入れ歯を使うという選択肢もあります。

 

保険で作製できる入れ歯の例

(入れ歯の作製の治療回数は3~5回です)

 

よくある質問

入れ歯に物がはさまります

歯ぐきと入れ歯の形が合わなくなっている可能性があります。検査して必要であれば修理を行います。
長期間使用していると、人工の歯がすり減ったり、歯ぐきと入れ歯の間に隙間ができてきたりすることもあり、
その場合、修理か新しく入れ歯を作製する必要があります。

入れ歯が痛くて噛めません

入れ歯が歯ぐきに強く当たっている可能性や歯ぐきに傷がある場合があります。
我慢されていると傷が悪化したり、治癒に時間がかかることもありますので、調整や修理が必要です。
お気軽にお伝えください。

入れ歯ががたがたしてきました

歯ぐきと入れ歯の形が合わなくなっている可能性や入れ歯の金具の修理が必要な場合があります。まずはお気軽にご相談ください。

入れ歯以外に歯を補う方法はありますか

欠損した歯を補うには、入れ歯の他に両側の歯を土台にした橋渡しの被せもの(ブリッジ)やインプラント治療があります。
欠損した歯が1,2本の場合は、ブリッジの適応になることもあります(残っている歯の状況によって適応にならない場合もあります)。
当院ではインプラント治療はおこなっておりません。

奥歯を抜歯をしましたが、このままでも不自由していません。入れ歯を作る必要性はありますか?

小臼歯、大臼歯など奥歯が抜歯などでなくなると、食事のたびに前歯に過剰な負担がかかります。
前歯への過剰な負担が増えるとしっかりしていた前歯が揺れてきたり、歯周病の原因にもなり、
最終的に前歯も失うリスクが高くなります。
できるだけ前歯~奥歯への負担を入れ歯などにより分散することが、今の歯を長持ちさせ維持することにつながります。

入れ歯の金属が目立ち、気になります

当院では、ノンクラスプデンチャー(金具をできるだけ使わない目立ちにくい入れ歯(保険外診療(自由診療の入れ歯))の取り扱いもしております。
目立ちにくい、金属アレルギーにも対応できるといったメリットがある一方で、残っている歯の状態によっては適応とならない場合もあります。治療回数や費用、作製可能かなどお気軽にご相談ください。

 

 

診療メニュー

外来歯科診療で行っている主な診療についてのご案内です。

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